神奈川県公立高校入試新制度の詳細発表

2012-06-06

昨日6/5(火)に神奈川県教育委員会が高校入試新制度の詳細を発表しました。

本日2012年6月6日(水)読売新聞朝刊28面(地域)でも報じられています。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120606-OYT8T00230.htm

すでにご存じの方も多いと思いますが、現中学3年生が受験する今年度実施される入試から新制度が適用されます。

これまで推薦入試に近い前期選抜と学力検査を受検する一般受験の後期選抜と、2回あった選抜が一体化され、全受験生が学力検査と面接を受験しなければならなくなります。

選抜基準等は共通の枠組みはあるものの、学校によってその比重の置き方は選択できるもので、その学校毎の選抜基準が発表されたというわけです。

神奈川県教育委員会のHPで資料が閲覧できるようになっています。
中3生は特に、また中1~2年生ももうすぐのことなので、ぜひご確認下さい。
(※選抜基準の見方も掲載されていますが、より具体的に自分の状況を踏まえた進学等に関してのご不明点・ご不安がございましたら、お気軽にご相談下さい)

  ◆神奈川県教育委員会HP◆
  ◆平成25年度公立高等学校入学者選抜選考基準及び特色検査の概要◆
  ◆選考基準一覧◆

※↓H26年度版神奈川県高校入試概要はこちらをご覧ください↓
【参考資料】
※平成26年度神奈川県公立高等学校入学者選抜については以下の資料をご覧ください。

入試制度改定について(神奈川県教育委員会HP)
H26年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜実施要領(神奈川県教育委員会HP)
H26年度神奈川県高校入試選抜選考基準(神奈川県HP)
H26年度神奈川県高校入試・特色検査の概要(神奈川県HP)

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【※神奈川県高校入試についての情報はこちらにまとめています】

これを有力な参考資料として、現中学校3年生の皆さんも本格的に志望校を選択することになるのではないでしょうか。

これまでの選抜方法では、学力検査を受験する後期選抜の場合、調査書(学習の記録):学力検査が、4:6、5:5、6:4のいずれかで選抜されていました。

つまり、少なくても4割、多いものだと6割が内申点(中学校2~3年の成績)であったため、中学校の成績が確定した段階で選抜結果がかなりの部分見えてきていました。
そうした中学校3年間の歩みを重視するというのは、神奈川県がこれまで貫いてきた姿勢です。

今回の新制度の新しい点である面接試験は、学力検査に比べれば客観性の乏しくなるパフォーマンス評価ですから、これが導入されたことで、内申点だけでは何とも判断しにくい状況も一部出てくると思われます。

しかも、面接試験が必須となり、選考基準が、調査書(学習の記録):学力検査:面接の合計点となりました。
これら3つの比率は、それぞれ最低で2、最高で6(3つの合計が10)となるように各学校がそれぞれ自校の特色に合わせて決めるというものです。

大方の予想は、湘南高校や横浜翠嵐高校をはじめとした、県内有数の進学校は、学力検査を最重要項目として、調査書や面接のような不確実性の強い数値はなるべく低い比率となるように設定してくるだろうというものでした。

横浜翠嵐高校は、やはり調査書:学力検査:面接を2:6:2、つまり、予想通り学力検査を最重視した比率となっています。

が、こうした比率の学校はそれほど多くなく、湘南高校や柏陽高校などの進学校でも、3:5:2となっています。

逆に、調査書を重視した比率では、6:2:2という基準を出している学校もあります。

これまで進学校をはじめとして実施されていた、いわゆる「独自入試」も今回の新制度導入に合わせて廃止されましたので、その関係もあり「独自入試」実施校の一部では、「自己表現活動」という特色検査が実施されるようです。
これまで前期選抜で一部の学校が特色検査として「自己表現活動」などを実施していましたが、例えば、横浜翠嵐高校が実施していた特色検査は大学入試でもなかなか問われないような高度な問題が出題されていると一時話題となっていました。
今年度では、「独自入試」が出来ない分、そういった特色検査で独自の選抜を行おうという意志が特に進学校に見受けられます。

逆に、中学校の3年間の歩みを重視しようとする、神奈川県のこれまでの姿勢をより一層強めた形の学校もあり、これまで以上に学力差の開きが出てしまうのではないかと思われる制度となっています。
今後、この新制度がそうした学力格差などの問題としてどのような結果をもたらすのかには注視しなければならないと思います。

さて、現中学3年生の皆さんは、前例がない分、大変不安な思いをされているかと思います。

しかし、やるべきことは実は何も変わりません。

高校に進学するということが自分にとって何なのか、高校に進学し何をしたいのか、そうしたことを改めて考え、志望校を決める。
そして、これまでの3年間(あるいはその前6年間を含めた9年間)の学習を総点検しておくこと。

もちろん、テストというのは出題の形式、問われ方で受ける印象は大分違いますし、何をどう答えれば良いのか分からなくなってしまうということもあります。
ですから、入試では過去問の研究が必須となります。
しかし、今回は実際に使用された過去問がありません。
県が発表している予想問題しかありません。
この予想問題から考えられる限りの学習をしておく必要があります。

まだ新制度を意識した学習を始めていない方。
新しく問われるようになるものは、一朝一夕では何ともならないものがたくさんあります。
すぐにどんな問題が問われる予定なのか、予想問題を見てみて下さい。

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【※神奈川県高校入試についての情報はこちらにまとめています】

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