高校で卒業論文!?

2012-05-10

本日(2012年5月10日(木))読売新聞朝刊15面(くらし 教育)の記事
教育ルネサンスで連載中の「学べる図書館」
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20120510-OYT8T00144.htm

清教学園高校(大阪府河内長野市)では私大への推薦入学コース
に独自の教科「探究科」というものを設けているそうです。

この「探求科」、高校2年生から週に2回の授業があり、
高校3年生の秋までになんと4万字以上の論文を書くのだそうです。

高校3年生で400字詰原稿用紙100枚以上の論文です。

単に、量の問題だけでなく、論文作成のための基礎や研究のデザインについても
学んでいき、その上で論文作成へと進むようです。
ただし、授業はほぼ毎回自学自習とのこと。

この授業は、大学受験を経験しない生徒の通過儀礼として始まったようですが、
単にペーパーテストの受験をするよりも、かえって大学進学者にとって、
大学教育における学習(研究)の第一歩が踏み出せるものだと思われます。

大学でも学部学科によっては卒業論文が必須ではないところもありますし、
論文執筆が卒業要件となっていても、論文の書き方や研究の進め方を丁寧にレクチャーされない場合もあります。

そう考えれば、場合によっては、大学生以上に大学教育的な学びが展開できているかもしれませんね。

もちろんペーパーテストの受験も、多くの知識やその活用法が問われるわけで、
決して無意味なものとはいえませんが、しかし、自分でテーマを設定し、そのテーマにそって自分で「調べ学習」を進めるというのは、
学習そのものですし、大学に進学するのであれば、そうした素養は最低限身につけておかなければ進学後に大変な苦労をするか、
単に大学が就職活動をするためだけの場をなってしまうのではないでしょうか。

昨日の「AO入試」の話題とも関連しますが、入試が「推薦=学力試験の受験がない」ことが学力低下を招くというのは短絡的で、
実際には入試の内容もさることながら、それ以前の学習が有益なものであれば、入試がたとえどのような形で実施されようとそれほど大きな問題ではないはずです。

とはいえ、個々の生徒さんにとって、特に受験期の生徒さんにとって、入試は大きなテーマでしょう。
少なくとも入試によって進路が決まるのであれば、その入試のために学習することが必要となるのはある意味当然のこと。

しかし、それならば余計に、入試のためだけに学習を進めるのではなく、
入試にも、その先にも、そして今この瞬間にとっても大切な学習を目指してみてはいかがでしょうか。

私たち学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室ではグループワーク(グループ学習)の「基礎講座」を中心に、
文章の読み書き・新聞を用いた学習(NIE)によるコトバの力の育成・強化、学習方法の改善をテーマとして、
個々の生徒さんの学習課題克服を進めています。
昨今、国際的な学力調査(OECD-PISAなど)や経済社会から、日本の生徒・学生のコミュニケーション能力に疑問が提示されています。
そうした能力の育成のためにも、当塾では小グループ制を採用しています。

いわゆる集団(一斉)指導は、教科の学習内容や問題の解法など一斉に同一の学習を指導するというものが多いと思います。
私たちの小グループ制の「基礎講座」は、そうではなく、講師―生徒間、生徒―生徒間でのコミュニケーションを図りながら、
あるテーマにそった個々の学習を展開していく授業です。
一斉に同じことを教えるための集団(一斉)ではなく、個々の学習を展開するためにある小グループというわけです。

ご興味ご関心のある方、また、何となくこれからの社会やお子様の将来に不安をお感じになられている方、
是非ご一報下さい。

せっかくの学習が受験勉強だけに向かっていくのはモッタイナイ!
受験のその先も、今この瞬間も、「知ること」「学ぶこと」自体が楽しいという学びの時間があっても良いのではないでしょうか。
私たちラーニング・ラボでは、そういった学習をご提案しております。

授業内容や受講料等の詳細は教室までお気軽にお問い合わせ下さい。
電話、FAX、メールで随時お受けしております。


                 
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