ディベート「将来住むなら都会か田舎か」

2014-10-24


2014年夏休み明け、第2タームで実践した「ディベート」についてご紹介します。
※ディベートの進め方などについてはこちらをご覧ください

テーマ「将来住むなら都会か田舎か」

①「田舎派」の「立論」

1.自然が多い
  空気がおいしい
  ヒーリング効果がある
  動物の固有種が多い
  観光産業が発達していて経済効果がある
  気候が良く、健康的な生活が送れる
  遊び場がたくさんある
  災害は多いかもしれないが、機能マヒのような甚大な被害にならない
   
2.隣人関係
  助け合いの精神がある
  都会のような孤独死がない
  犯罪がない
   
3.人口が少ない
  友人関係が深くなる
  いじめがなくなる
  学校が少ないから入りやすく、選びやすい
   
4.外敵から狙われにくい
  人口の少なさ、被害の少なさからテロなどから狙われにくい
   
   ↓


②「都会派」の「立論」

1.便利
  欲しいものがすぐに手に入る
  最新のモノ、古いモノが手に入る
  何でもかんでも便利で過ごしやすい
   
2.ビルがたくさんある、にぎやかな場所  
   
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③「都会派」の「反論」

1.環境の良さは認められるものの、多くの人はそれ以上に都会の利便性を
  求めて都会に住んでいる。

2.遊び場がないと引きこもりになるというが、都会にも遊び場はあり、
  都会だから引きこもりがあるというのはおかしい。

3.田舎が安心安全というが、都会の方が圧倒的に多くの人が住んでいる
  わけで、一概に都会が危険とはいえない。

4.ビルが倒れたりすることはない。地震などでもビルよりも一軒家の方が
  潰れやすい。田舎では土砂崩れなどの災害が多い。

5.学校が少ないからそこに行かざるを得ないというのが現実ではないか。
  選ぶという点では都会の方が利点がある。

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④「田舎派」の「反論」

1.パソコンの世界にのめり込む人が多くいる。
  ゲームセンターにヤンキーがいて犯罪に巻き込まれる危険性がある。

2.都会は知らない人だらけだけど、田舎は知っている人ばかり。
  つながりが強いため、いざという時の助け合いなどの利点がある。

3.ビルの倒壊はなくても、看板が落ちたり、窓ガラスが飛び散ったりする
  危険性がある。土砂災害については森林があるところでは起きにくい
  から起こってもそれほど甚大な被害にはならない。

4.つながりが強いから犯罪も起こりにくい。都会は安心はあるかもしれない
  けれど、安全ではない。

5.田舎でもインターネットなどを利用すれば買い物はできる。

6.にぎやかな場所、夜景がきれいな場所というのは、電気をたくさん
  使っている場所。電気の無駄使いをしているだけではないか。
  原子力発電所などの問題も都会で大量の電気を使うからであって、
  田舎のような生活をすれば、そういう問題もなくなる。

   ↓


⑤「都会派」の「反論」

1.動物が多いということは畑などの獣害が多いということで、新鮮な野菜
  が手近に手に入る健康的な環境だとしてもそうした被害があれば意味が
  ない。

2.ゲームセンターにヤンキーがいてもすぐにお金を取られたりするわけでは
  ない。必ずしも危ない場所とは言い切れない。

3.都会ではインターネットなどを使わなくてもデパートなどでもすぐに物が
  手に入る。もちろんインターネットも利用できるから、様々な手段で物を
  手に入れることができる。

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⑥「田舎派」の「反論」

1.熊などは山がなくなり環境が悪化したことで人里に下りてくるが、
  田舎では、自然が豊かだからそんなことはない。
  人間がいるようなところにはなかなか来ない。

2.怖い風体の人がいればそれだけで恐怖心はある。また、音がうるさいなど
  の問題もある。若者の夜間の出入りが規制されているが、それは、危ない
  場所だからだ。

3.都会には人がたくさんいるという安心感はあるが、その中に犯罪者がいる
  こともあり、そういう恐怖心がある。

4.確かに都会派便利だが、便利すぎることで人間がダメになることもある。
  その危険性がある。

5.デパートなどがあっても欲しいものが手に入らないことはある。それなら
  インターネットがあれば買い物は十分だ。

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⑦「都会派」の「反論」

1.どれほどのヒーリング効果があるのか不明。

2.そもそも都会には熊などの猛獣が出ることはない。

3.ゲームセンターはうるさいというが防音のつくりとなっている。
  中はうるさくても外に音が漏れることは少ない。規制がかかっているから
  安全だということができる。

4.土砂崩れはなかったとしても、川の増水などはあるし、それは防ぎようが
  ない。
  看板、窓ガラスなどの問題では国の基準などがあるから一定の安全性は
  保たれている。

5.都会でも隣人関係があるところもあるし、協力関係がないとは言い切れない。

6.田舎では本当に犯罪がないのか?

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⑧「田舎派」の「反論」

1.熊がいないというのは熊も住めない程の環境が都会だということで、
  生き物が暮らすには良くない場所だといえる。

2.人が出入りする際にものスゴイ騒音が出て来る。また、解放された空間で
  そういう場所があれば、やっぱりうるさくなるしガラの悪い印象がある。
  また、若者が集まるところでは騒ぎが起こりやすい。みんなと一緒という
  連帯感のようなもので、良くないことでもみんなでやってしまうなどの
  危険性もある。

3.東日本大震災のときには、想定外の予測不能なこともあったわけで、
  完全に国の安全基準が安全といえるのか。

4.都会でも助け合いが完全にないわけではないが、いじめや小競り合いは
  多い。田舎はそうすることのデメリットが分かっているから、いじめ
  のようなことはない。
  また、人数が多くてまとめきれないのではないか。

5.デパートなどでは電気などの無駄使いをしている。インターネット(ネット
  ショッピング)であればその電力だけを消費するからエコ。

6.原子力や化石燃料のような限りある資源を使っていことから見れば、
  十分に無駄使いといえる。
  そもそも夜出歩くことは危ない。でも、田舎は暗いから寄り道せずに帰る
  という健全な生活ができる。明るい都会では夜うろつく人がたくさんいて、
  それ自体が危険であう。

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「ジャッジ」


                 
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