日本発の新しい教育モデル開発

2014-05-07


昨日の読売新聞一面で、

「日本発の新教育モデル、OECDと開発へ」

という見出しの記事が掲載されていました。

ご覧になられた方はいらっしゃいますか?

見ていない方、そもそも新聞購読していない方はこちらで内容を確認できます。
☆読売オンライン☆
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140507-OYT8T50076.html

記事に内容は、文科省がこれからの日本や世界で必要な新しい学力を育成する教育モデルを
OECD(経済協力開発機構)と共同で開発するというもの。

ここでいう新しい学力とは、

「思考力」「創造力」「提案力」「運営管理力」などを総合したもので、
「複雑で正解のない問題を解決できる力」とされています。

開発には約2年をかけるようで、来年度からスタートし、
成果は次の新学習指導要領にも反映されるとのことです。

現行の学習指導要領でも、「生きる力」を大目標に掲げ、
「思考力」「判断力」「表現力」が重要視されています。

これはOECDが実施している国際学力調査であるPISAの結果も
大いに影響していることで、先日実施された「全国学力・学習状況調査」も
これらの流れの中にあるものです。

まぁ砕けた表現で言えば、近年昔ながらの「受験型学力」を伸ばしていくだけでは、
社会に出て「使える」人材に育っていかないという状況になってきたということです。

これは教育界から噴出してきた欲求であるとともに、
同等かそれ以上に、経済界からの要請でもあるわけです。

OECDとはまさに「経済協力開発機構」ですからね。

さらに、日本の国内においても以前話題となった
「社会人基礎力」なども、
経済界から教育界への要請といえるでしょう。
(※「社会人基礎力」についてはこちらをご覧ください

学習指導要領で強調される力も、経済界が注目する力も、
実はかなりの部分共通しています。

それらの力がないと、これからの社会ではなかなか活躍できない
と考えられるものが今のところ多少形は違うものの、
いたるところで語られているわけですね。

わたしたちとしては、こうした話題については敏感になり、
何度もコメントを書いてきました。

それどころか、そうした世の中でも柔軟に文化的な生活を送るための
素養つくりを目標に、オリジナル授業である「基礎講座」を開講しています。

こうした流れがもっともっと主流になり、
入試がちょっとでも変わっていく起爆剤となれば、
わたしたちの授業ももっと胸を張っておすすめできる。

いやいや、今でもおすすめではあります。
胸を張ってご提案できる自負はあります。

とはいえ、やっぱりまだまだ「入試」という、
一番敏感になる「テスト」の内容が従来の形のままですから、
多くの人の関心は、教科の学習です。

英語や数学のテストで良い点を取り、
良い内申を取り、入試で合格する。

これが学習の大きな大きな目的となってしまっています。

この部分のきちんとメスを入れておかなければ、
新しい教育プログラムが作られたって、
結局は「テスト対策」「テストのための学習」に成り下がってしまいます。

みなさんはこの話どのように受け止めましたか?

ぜひご感想をお聞かせください。

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