「身近な平和」(よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト)

2013-10-31

よこはま子ども国際平和スピーチコンテストのスピーチ原稿。
塾生が書いたものを「基礎講座」にて若干手直しをしたものです。

「身近な平和」
もし、みなさんが世界と深く関わる人物となって、国際平和を保つ立場となったら、どうしますか。わたしだったら、きっと外国語で外国人と話すのにとまどい、自分の意見をはっきりと伝えられないと思います。しかし、よく考えてみると国際平和を保つことは、自分の身の周りの平和を保つことと同じことなのだと思うのです。
 ところで、みなさんはどうやったら戦争などの争いを防げると思いますか。
わたしは「国際理解」が争い事を防ぐ上で最も大切なことだと思います。国際理解とは色々な国と理解し合うことを言います。そして、わたしは、「相手の気持ちを考える」ということがおたがいの意見を分かり合うために大切なことだと思うのです。
 たとえば、クラスで何かを決めるとき、みんなが相手の意見を聞かず、自分の意見だけを言っていたら、話がまとまらず、どんなに時間がたっても何一つ決められなくて、最終的には言い合いなどのケンカになります。しかし、しっかりと相手の意見を聞いて、相手の気持ちを考えて意見を言うことで、お互いの立場を理解し合って話をまとめられます。
 これはクラスのことだけではなく、国どうしでの話し合いでも同じだと思います。相手の意見をしっかり聞いて、おたがいの考えを理解しなければ、たとえ国際的な場であっても話がまとまらず、最終的に戦争などの争い事が起こってしまうのではないでしょうか。しかし、お互いの考えを理解することで国際平和が生まれ、争い事を防ぐことができます。
 よって、わたしは最初に書いてある通り、国際平和を保つことは、自分の身の周りの平和を保つことと同じことだと思います。
 そして、今、わたし達が国際平和のために出来ることは、何でしょうか。
この問題は特別な立場の人だけが考えることではなくて、自分たちが相手の意見または相手の気持ちをしっかり理解することを心がけることだと、わたしは思います。一人一人がそのことに気をつけることで、最終的にみんなが気をつけることになるからです。わたしは、これから自分も世界の一員として、相手の気持ちを考えて、物事を深く考えられるようになれたらいいなと思いました。

小学校5年生の作品ですが、私たち大人も改めて気づかされることがあります。
「平和」「国際平和」などと聞くと、自分とは遠い世界のことのように思ってしまい、
何となく実感を伴った「自分のこと」として考えられなくなってしまう人がいます。
しかし、「平和」や「国際平和」は自分とは関係のない、遠い国の話ではなく、
すぐ身近なところで、自分たちで作っていかなければならないものなのです。
こうした話題になると、どうしても教科書的な、きれいな話がたくさん出てきます。
もちろんそうしたストーリーに価値がないわけではありません。
でも、やっぱり頭で考えた、何となく上滑りしそうな、実感のこもっていない「きれい」
な話より、泥臭くても、自分の「手の届く範囲」のことを懸命に考え、実際に行動する方が、
実はどれほど「平和」や「国際平和」に貢献できるか、そんな当たり前だけど、
とても大切なことをこの作品は教えてくれました。

みなさんは、この作品をどのように受け止めて下さいますか?

★「作文・小論文」「スピーチ」「言語表現活動」にご興味、ご関心のある方、
 恐れ入りますが、まずは「基礎講座」についてこちらのページからご覧くださいますでしょうか。

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