タブレットで授業

2013-02-22

本日(2013年2月22日(金))読売新聞朝刊33面の記事に注目!

本日2つ目の記事に注目です。
 ※一つ目のコラムとも関連する内容なので、ぜひそちらもご覧ください。
 http://learning-labo.st-community.jp/?p=1269

2つ目の記事は、33面の「タブレット授業活用探る」という見出しの記事。
iPadなどのタブレット端末を授業で活用する千葉県袖ケ浦市の中学校の取り組みを報じています。

以前から、学校の授業への電子端末の導入については議論されてきていますし、先駆的な実践報告も多くなされてきています。
学習塾などでも電子黒板やタブレット端末を活用した学習などが提案されてきています。

袖ケ浦市では現在のところ4~5人に1台という形らしいが、将来的には1人で1台を使えるようにしたいとのことです。

記事末尾には放送大学教授の中川先生の言葉が記されていますが、
中川氏の言う通り、タブレット端末の導入によって授業の可能性が広がるのは良いのですが、操作に時間をとられるのは本末転倒。
もちろん、多くのものが電子化していく流れの中で、そうしたメディアの活用方法自体も習得すべき能力であれば、それ自体を訓練する場面も必要でしょう。
その上で様々な学習場面で端末操作の不慣れによる時間のロスなどを解消していくことは理にかなっていると思われます。

従来の教科学習の中では、教科書や副教材の資料集などを中心に、教員が各々用意する各種のメディアを用いて学習を進めています。
少し乱暴にいうなれば、教科書などのメディアはすでに誰か(教員など)の手によって決められた(編集された)情報の断片であり、そうした情報だけでの学習は非常に狭い範囲でこじんまりとまとまってしまう恐れがあるでしょう。
あるいはすでに決められた何かをただ覚えるだけの学習になってしまうかもしれません。

その意味で、タブレット端末やITが教室に持ち込まれれば、どんなに良いことでしょう。
例えば、「教科書にこうあるが、実際に〇〇の場面で、□□はどのように扱われているのでしょうか。関連する資料を収集してみましょう。」などとその場ですぐにインターネットに接続し、調べることができたら、どれほど充実した、自主的な学習が展開できるでしょうか。

しかし、一方で、そうした電子化の流れの中で注意しなければならないことがあります。
月並みなことですが、ネット上の無数の情報は、そのすべてが信用できるものではない、不確かなものであるということ。
その意味でやはり情報をどのように吟味し、活用するか、その方法、能力をも同時に習得していく必要があるでしょう。

また、それだけでなく、当然のことですが、たとえインターネットなどで多くの情報が収集できるとしても、やはり、すべてがネットの中にあるわけではありません。
特に、肝心なことはネット上にはないということも少なくないのではないでしょうか。
単なる情報・データなどは無数に収集できるネットの世界でも本当に聴きたいこと、肝心の「私にとって重要なこと」がなかなか見つけられないという経験を幾度もしています。
みなさんにはそういった経験ありませんでしょうか?

とにもかくにも、便利なものは使うに越したことはない。
ただし、その便利なものに振り回されて肝心な事が見えなくなってしまっては意味がない。
これも月並みな表現ですが、モノは使うものであって、モノに使われるようなことにならないように・・・。

様々なメディアの特性や情報をどう収集し、取捨選択(吟味)するのか、そうしたことを考えながら、実際に活用していくことで本当に意味のある文化的な活動が展開できるのではないでしょうか。
新しいものへ変わっていくという流れは抗えないものであるとしても、そうした視点をもっていることで、この先どんなメディアの変化が起こっても、そこに柔軟に対応し、また能動的な文化活動が展開できるのではないでしょか。

さてさて、当塾ではタブレット端末どのように導入するのでしょうかね。
乞うご期待。

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