県立図書館廃止撤廃

2013-02-22

本日(2013年2月22日(金))読売新聞朝刊31面に注目!

財政対策の一環で一般への閲覧・貸出サービスをやめる案が出ていた神奈川県立図書館(横浜・川崎の両図書館)について、いずれも存続させる方向で検討されるという内容の記事。

神奈川県に限らず国も財政難の折、民主党政権下でも「仕分け」が行われて、学術・研究機関における予算もバッサバッサと切り取られていましたね。
学術的な研究というものは、必ずしも短期的に効果が得られるものばかりではありません。
もちろん財政難であれば、そうしたものに大量のお金をつぎ込むことはできないという場面もあり得るでしょう。
ただ、かの「仕分け」では何となく短期的な利益や即効性という経済原理ばかりが前面に出た基準で切り捨てられようとしていたことも多かったのではないでしょうか。
もっともっと文化財などに対する価値を認め、大切にする風土が広がり、根付いていっても良いように思います。

みなさんはどうお考えでしょうか?

教育や文化へのまなざしがないがしろにされ、経済効率ばかりでこの手の問題に対処するとどうなるでしょうか。
今一度私たちは考える必要があるように思います。
中長期的な視点で見た時、将来の国・地域の人材は、技術力は、文化は・・・。

個人的に、神奈川県立図書館はよく利用する図書館の一つ。
神奈川県内の資料は県立音楽堂横へ、科学的な資料については川崎へ、大学時代、大学院時代に度々通っていました。
最近ではさまざまなネットワークが構築され、わざわざ図書館に行かなくても所蔵図書を借りることもできます。
あるいは、必要な文献の複写依頼なども可能ではあります。

しかし、そういう場合はたいてい欲しい資料が明確に分かっている場合には便利な手段ですが、
実物をざっと見渡したい場合や、周辺の関連図書も含めて情報を検索したい場合には、
やはり現地に赴き、本棚を見渡すということで何らかの発見ができるということがあります。

実際に私も県立図書館に赴いたことで、あらかじめ必要だった資料の閲覧(貸出)だけでなく、新たな資料を発見したという経験が幾度もあります。

そうした場が、これまで以上に、もっと大切にされ、もっと利用され、さまざまな価値観が交錯し、交流し、刺激し合える文化のプラットホームとして位置づいていくことを願っています。

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