【読むべし!】おすすめの本

2012-12-19

本日(2012年12月19日水曜日)の読売新聞朝刊(37面)に掲載されていた一冊の本に注目。

「順大・天野教授が自伝」
「天皇陛下の手術 エピソードも」
という見出しが飾られた記事です。

「順大・天野教授」とは、順天堂大学医学部教授で、心臓外科医である天野篤さんのこと。

2月に行われた天皇陛下の心臓手術の執刀をしたことでも注目を浴びた方ですが、専門書以外での初の著書を出版されるようです。


一途一心、命をつなぐ

著書のタイトルにもなっていますが、天野さんをよく表した言葉がまさに「一途一心」ではないかと思います。
NHKのプロフェッショナルというTV番組でも紹介されていましたが、その番組内でもこの言葉が印象的に登場していたのを記憶しています。
さらに印象的だったのは、やはり記者会見でのあの言葉。

「いつも通りのことをいつも通りやった、結果もおのずとそのようになる」

これがもしエリート街道をまっしぐらに突き進んできた、雲の上の存在のような人の言葉だったら、もしかしたらそれほど響かないのかもしれない。
あるいは、少し現実味のない、自分と地続きになっていることを感じ難い、偉人伝の一コマのようになってしまうのかもしれない。

しかし、天野さんは、実はけっこうな苦労人。
大学受験には3回失敗し、天皇陛下の手術の執刀をするまでの技術を持った名医となるまでには、並々ならぬ努力を重ねてきたという。

いくつもの苦難を超え、挫折を味わいながら、それでも「一途一心」に努力を重ねてきた、そうした人の言葉だからこそ、多くの人が自分を重ね合わせて何かをつかむきっかけとなってくれるのではないでしょうか。

明日出版とのことですが、年末年始の一つの楽しみにしたいと思います。

ちなみに、記事は天野さんの言葉で締めくくられています。
せっかくなので、ご紹介。

「一流を目指す若者は、目標とする先人に追いつくだけでなく、それを越えた目標を持って挑戦してほしい」


一途一心、命をつなぐ

自民党の新政権がもう間もなく始動します。
わたしたちの目の前には大きな問題が山積みとなっています。
これらに一定の「答え」が出されるのは少し先のことかもしれません。
若い人たちには、ぜひ果敢にそれら問題の解決へとその柔軟な頭を使ってもらいたい。
安易で、こじんまりとまとまった「答え」ではなく、私たちオトナが想像だにしないような、わたしたちを「越えた」「答え」を打ち出してほしい。

日々の学習がそんなミライを切り開く一つの、大きなきっかけとならんことを。



                 
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